ビジネスバッグといえば・・・ [コラム]
昨日マンハッタン・パッセージのビジネスバッグの事を書いていて思い出したのですが、日本のビジネスマンというのは本当に荷物が多いですよね。 まるで若い女性旅行者のように、目一杯荷物を詰め込んでいるビジネスマンをよく見かけます。
と、ひとごとのように書いていますが、私もまさにそうです。 現在は少し違うのですが、当時はとにかく大変な量の荷物を持っていました
まずパンフレットの山。 これは配布用だったのですが、パンフだけでビジネスバッグの半分以上が埋まっていました。 それにモバイルノートPC、着替え用のシャツ一枚。 そしてその時に抱えている仕事関連の書類で、もう完全にパンパン状態です。
映画やTVドラマでは、「デキル男は荷物も少なくスマート」みたいな事をよくいっています。 ですが、当時の仕事を考えると、車移動以外で荷物がスマートになるなんてことはあり得ませんでした。
まあ社長にでもなればスマートにもなるでしょうから、そういう意味では本当のことかもしれませんが・・・
そして日本人のビジネスマンの荷物が多い理由ですが、「あまりにも相手(客)に対し、気配りをしすぎているから」と思うことがあります。 当時のことでよく覚えている事が一つあります。
ある取引先の会社に呼ばれ行った時のことです。 この会社は私の先輩がいる会社で担当もこの先輩でした。
ただ先輩のお陰で仕事がもらえたということではなく、「会社同士の付き合いの中に、たまたま私達がいた」という感じです。
その呼ばれた時ですが、私は相手の言うことを書き留めるためメモとペンを出そうとしたら、ビジネスバッグにペンが入っていない。 会社にケースごと忘れてきたんだなと思い、説明担当の方にちょっと待ってもらい、先輩に「すいません、ペンを貸してください」と言いました。
すると普段仲の良い先輩にいきなり怒鳴られました。 急にエライ勢いで怒鳴られたもんだから、私もビックリです。 まさに目が点になってました(笑)。 「仕事にペンを忘れるようでは仕事なんて任せられない」とのことでしたが、正直そんなに怒鳴るほどのことか?とは感じていました。
案の定すぐに先輩から電話があり、「ワリィ、ウチの会社はそういうのにうるさいから、一応やったんだ。 ウチでは忘れ物は絶対にダメなんだ、覚えといてくれ。 悪かったな。」と言われました。
まあ薄々そんなことだろうとは思っていたので、先輩に対して何も思うところはなかったですが、そんな小さなことにそこまでしなくてもなぁ、とは今も思います。
いつも持っている、あんな大荷物も、本来なら別にいらないものです。 それで契約を失うなんてことは起こりえないものですから。 会社とはそういう部分があるものですが、得意先に異常に媚を売るというのは、世界共通なのかなぁ? 欧米ではあまりイメージ出来ないですよね。 中国のビジネスマンもそんなイメージはありません。
でも日本と韓国はそういうのすごくありますよね。 これが文化とか伝統と言われたらそれまでですが、そんなことよりもっと効率のいい仕事の方法があると思うんですけどね。 今ではビジネスバッグはスカスカですし、ペンを忘れた程度で怒られたら、「サヨナラ」といえますが、なんかそう考えるとイジメなんじゃないかと思います。
そしてその先輩とは今も仲がいいし、お互い職場も変わっています。 仕事上の付き合いもあるので、あの時ケンカしないでよかったな、なんて思いますが、その時のことはその後一切話題になっていません。 彼も恥ずかしいことしたな、と思っているのだと思います。
そんな伝統、いらないですよね。 誰も得しないし。
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と、ひとごとのように書いていますが、私もまさにそうです。 現在は少し違うのですが、当時はとにかく大変な量の荷物を持っていました
まずパンフレットの山。 これは配布用だったのですが、パンフだけでビジネスバッグの半分以上が埋まっていました。 それにモバイルノートPC、着替え用のシャツ一枚。 そしてその時に抱えている仕事関連の書類で、もう完全にパンパン状態です。
映画やTVドラマでは、「デキル男は荷物も少なくスマート」みたいな事をよくいっています。 ですが、当時の仕事を考えると、車移動以外で荷物がスマートになるなんてことはあり得ませんでした。
まあ社長にでもなればスマートにもなるでしょうから、そういう意味では本当のことかもしれませんが・・・
そして日本人のビジネスマンの荷物が多い理由ですが、「あまりにも相手(客)に対し、気配りをしすぎているから」と思うことがあります。 当時のことでよく覚えている事が一つあります。
ある取引先の会社に呼ばれ行った時のことです。 この会社は私の先輩がいる会社で担当もこの先輩でした。
ただ先輩のお陰で仕事がもらえたということではなく、「会社同士の付き合いの中に、たまたま私達がいた」という感じです。
その呼ばれた時ですが、私は相手の言うことを書き留めるためメモとペンを出そうとしたら、ビジネスバッグにペンが入っていない。 会社にケースごと忘れてきたんだなと思い、説明担当の方にちょっと待ってもらい、先輩に「すいません、ペンを貸してください」と言いました。
すると普段仲の良い先輩にいきなり怒鳴られました。 急にエライ勢いで怒鳴られたもんだから、私もビックリです。 まさに目が点になってました(笑)。 「仕事にペンを忘れるようでは仕事なんて任せられない」とのことでしたが、正直そんなに怒鳴るほどのことか?とは感じていました。
案の定すぐに先輩から電話があり、「ワリィ、ウチの会社はそういうのにうるさいから、一応やったんだ。 ウチでは忘れ物は絶対にダメなんだ、覚えといてくれ。 悪かったな。」と言われました。
まあ薄々そんなことだろうとは思っていたので、先輩に対して何も思うところはなかったですが、そんな小さなことにそこまでしなくてもなぁ、とは今も思います。
いつも持っている、あんな大荷物も、本来なら別にいらないものです。 それで契約を失うなんてことは起こりえないものですから。 会社とはそういう部分があるものですが、得意先に異常に媚を売るというのは、世界共通なのかなぁ? 欧米ではあまりイメージ出来ないですよね。 中国のビジネスマンもそんなイメージはありません。
でも日本と韓国はそういうのすごくありますよね。 これが文化とか伝統と言われたらそれまでですが、そんなことよりもっと効率のいい仕事の方法があると思うんですけどね。 今ではビジネスバッグはスカスカですし、ペンを忘れた程度で怒られたら、「サヨナラ」といえますが、なんかそう考えるとイジメなんじゃないかと思います。
そしてその先輩とは今も仲がいいし、お互い職場も変わっています。 仕事上の付き合いもあるので、あの時ケンカしないでよかったな、なんて思いますが、その時のことはその後一切話題になっていません。 彼も恥ずかしいことしたな、と思っているのだと思います。
そんな伝統、いらないですよね。 誰も得しないし。
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タグ:ビジネスバッグ
バッグ専門ブログを始めました [コラム]
バッグの専門ブログを始めます。
現在は違うのですが、私はずっと旅行業界で働いていて、いろんな人のバッグを見てきました。 最初は気にも止めなかったのですが、ある日「ゼロハリバートン」のアタッシュケースを見てから人生が変わりました。
それ以来、カッコいいバッグを見ると調べずにいられなくなり、気がついたらバッグマニアです(笑)。
ただし残念ながら、私はそんなにお金持ちではないので、お気に入りや新作、人気製品を全部買うというのは無理です。 そこで人気の新作バッグなどは、デパート等で見てきてレビューします。 なんか貧乏くさいですが、ないものはしょーがない、いくら欲しくても買えないものは買えません。
ですが最初は新作バッグのレビューより、過去の話中心にいこうと思います。
とはいえ、だいたい目をつけているブランドなどの新作が出ると、とりあえず見には行きますので、なにか感じるものがあった場合は、軽くレビューしていきます。
そういえば最初に書いた「ゼロハリバートン」ですが、アレは私が初めて見るジュラルミンケースでした。 「オオッ、これか!」みたいな感じで、「スゲ~」と感動した覚えがあります。
ですが正直言って、今ではゼロハリというと、「う~ん」と言う感じですが(笑)。
私のバッグの趣味ですが、「使いやすさより、カッコよさ」、「でも最低限のユーザビリティは確保している」、そんな感じが好きです。
そして現在のところ、「これだ!」というバッグにはお目にかかれていません。
なので究極のバッグ探しも同時に行なっています。
それでは次回からチョロチョロ、バッグについて語っていこうと思います。
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現在は違うのですが、私はずっと旅行業界で働いていて、いろんな人のバッグを見てきました。 最初は気にも止めなかったのですが、ある日「ゼロハリバートン」のアタッシュケースを見てから人生が変わりました。
それ以来、カッコいいバッグを見ると調べずにいられなくなり、気がついたらバッグマニアです(笑)。
ただし残念ながら、私はそんなにお金持ちではないので、お気に入りや新作、人気製品を全部買うというのは無理です。 そこで人気の新作バッグなどは、デパート等で見てきてレビューします。 なんか貧乏くさいですが、ないものはしょーがない、いくら欲しくても買えないものは買えません。
ですが最初は新作バッグのレビューより、過去の話中心にいこうと思います。
とはいえ、だいたい目をつけているブランドなどの新作が出ると、とりあえず見には行きますので、なにか感じるものがあった場合は、軽くレビューしていきます。
そういえば最初に書いた「ゼロハリバートン」ですが、アレは私が初めて見るジュラルミンケースでした。 「オオッ、これか!」みたいな感じで、「スゲ~」と感動した覚えがあります。
ですが正直言って、今ではゼロハリというと、「う~ん」と言う感じですが(笑)。
私のバッグの趣味ですが、「使いやすさより、カッコよさ」、「でも最低限のユーザビリティは確保している」、そんな感じが好きです。
そして現在のところ、「これだ!」というバッグにはお目にかかれていません。
なので究極のバッグ探しも同時に行なっています。
それでは次回からチョロチョロ、バッグについて語っていこうと思います。
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タグ:バッグ